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WEBメディアの仕事をはじめるには? |2023年11月03日

オウンドメディアやブログなどのウェブメディアは、どの企業でも普通に運営するようになってきています。
SNS、動画などのジャンルや、WEBデザイン、コーディング、プログラミングなども含め、副業やフリーランスとして仕事ができる機会も増えました。

自社メディアや個人ブログでの実践経験を生かして、副業や、独立してこれらの業務を行うクリエイターも増え、さらにSEOなどの得意分野があればコンサルとしての仕事を行う、電子出版を行うなどすることも可能です。

筆者は個人事業でのWEBサイトを20年以上も行い、副収入のための複数サイトも運営し、SEOまでを含めて行ってきました。
専門分野その他でのWEBライター等の実績もあります。

WEBメディアで副業やフリーランスとしてできる業務には次の様々な分野があります。

WEBメディアの仕事の種類

ライター

WEBライターは、自身でサイト制作やブログ運営を経験すれば、もっとも簡単に参入できる仕事の一つです。
ただし希望者が多く、単価の安い仕事も多いため、スキルを身に着け、実績を早く積んで専門性のある記事の執筆までできるようになればよいでしょう。

WEBライターの仕事は、一般的な文章執筆のスキルだけでなく、SEOやWEBマーケティングの知識も含む、WEBメディア特有の仕事の特徴をつかみ、ライティングスキルを身に着けることが必要です。

ディレクター・編集

WEBディレクターは、進行管理、外注管理なども含め、WEBサイトの企画・運営全般を行います。
小規模メディアなどでは、編集や校正と兼ねる場合もありますが、チームを編成して担当する場合には、各職種のクリエイターをまとめ、打ち合わせなども行う役割を担います。
キーワード調査や、クリエイターへの発注と納品物の最終チェックなども行います。

編集担当者は、ライターの記事や、画像、動画などのコンテンツ制作、WEBページのレイアウトやデザインなどの編集、チェック、更新作業などを担当します。

校正・校閲

校正は、WEBメディアのレギュレーション(表記・編集等のルール)にしたがい、記事をチェックし、文章の読みやすさや誤字・脱字、その他の訂正を行う職種です。
校閲と併せ編集担当が行う場合もあります。
校閲は、事実確認、記載内容の正確さなどをチェックし、訂正する業務です。

デザイナー

デザイナーは、WEBデザインを担当するデザイナーのほか、記事に使用する画像、バナーやアイコンなどのパーツのデザインを行います。

コーダー・プログラマー

WEBデザインのうち、htmlのコードや、WordPressなどのCMS等のコードを書くコーダー、プログラミングを行うプログラマーがチームに加わることもあります。
CMSを使えば、いったんサイトを制作すれば、リニューアル時以外は、デザイナーだけで担当することもできるでしょう。

SEOコンサルタント

SEOやWEBマーケティングの知識は、ライターや編集者を含むチーム全体で共有できていることが好ましいといえます。
SEOでの実績や経験が十分にある場合、SEOコンサル的な業務を請け負う場合もあります。

動画制作・編集

YouTubeなどの動画サイトの普及に伴い、WEBサイトと連携して動画を制作し公開する企業も増えています。
簡単な動画であれば、ちょっとした機材と動画編集ソフトなどで動画の制作、編集、公開ができます。
筆者もPC画面録画&動画編集ソフトと、自動音声ソフトと、自分で編集した文章、画像等により簡単な動画を制作しています。

仕事の探し方

副業やフリーランスでWEBの仕事を獲得するには、クラウドソーシングのサイトが便利です。
Lansars、クラウドワークス、ココナラ、その他のサイトが利用者数も多く、応募できる仕事の案件数も多くあります。

クラウドソーシングサイトでは、プロフィールを充実させ、自分のスキル、実績、ポートフォリオや、業務ができる職種、日数などをわかりやすく掲載しておくことが必要です。

SNSで仕事を見つけられる場合もあります。
WEBメディアの仕事を行う場合には、ポートフォリオを掲載したウェブサイトやSNSを用意しておくとよいでしょう。

一般の求人サイトでも、特にリモートワークや短時間の仕事を多く掲載しているメディアなどに案件の人材募集がされていることがあります。

身に着けるべきスキル

WEBライターなどのメディアの職種では、ライティングの知識とスキルが必要です。
WEBマーケティングやSEOも含む、コンテンツ編集やサイト構成、記事構成の知識も身に着けておくべきといえます。

誰でもできるスキルと思いがちですが、WEB検索や、専門知識の調査をするためのリサーチスキルを高める必要があります。

担当する業務内容や、業務の進め方によっては、AIツール・編集ツール・WEB会議ツールなども使えれば、業務の幅が広がります。

SEOツールでWEBアクセス解析や分析、サイトやコンテンツの改善点の発見と対応ができるようになれば、SEOのスキルも上がります。

CMS・SNS・WEB制作のスキルは、WEBディレクターやデザイナーの仕事には不可欠で、代表的なツールの知識のスキルを身に着ければ、やはり業務の広がりや報酬単価の上昇が期待できます。

いずれにしても、獲得した仕事を一つ一つ行い、発注者に評価されて仕事の実績を積み重ねることが最初は肝心です。
信用とスキルを積み重ね、わからないことはその都度調べ、経験し、自分のものにしていくことが、WEBのどの職種にも求められます。


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■このページの著者:金原 正道

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